黒人体操選手への露骨な”無視”に米女王バイルズも憤怒! 被害家族は「体操協会は理解していない」と悲痛な訴え
SNS上でも「酷い黒人差別だ」「これがわざとじゃないと言えるのか」といった批判の声が殺到した。深刻な事態となってアイルランド体操協会は、25日に公式サイト上で「あの日に起こったことはあってはならないことであり、深く遺憾に思う」と謝罪声明を発表した。
同協会は「この非常に困難でデリケートな問題を解決するために、誠意をもって対応を続けてきました。事件後、私たちは個人的に謝罪を申し入れました。それが最善の方法だと考えたからです」と説明。さらに「私たちはこれまで以上に問題解決のために取り組んでいく必要があり、このようなことが二度と起こらぬように約束します」と訴えた。
なお、全面的な謝罪をしたアイルランド体操協会は、22日の声明で家族側に謝罪を断られた当該職員が謝罪文を提出したと説明し、その後に問題は非営利組織「Sports Disputes Solutions Ireland」が仲介役となった調停によって、今年8月に両者は和解したと主張していた。
いまだ人種差別の問題が根強く残るスポーツ界。こうした問題が消える日を願うばかりだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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