好調楽天の裏に西川あり!ノンテンダー組の「逆襲」とは
楽天が快進撃を続けている。8日のオリックス戦(京セラ)に2―1と勝利。延長10回に主砲・島内が決勝の2号ソロを放ち、チームはこれで10連勝。球団記録を更新するとともに、30試合消化時点での6敗以下は、83年巨人以来、39年ぶりの快挙となった。
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延長10回二死走者なしの場面、島内は黒木の高め直球を完璧に捉え、右翼席へ運んだ。開幕から4番を任されている。ここまではなかなか調子が上がってこなかったが、節目の一振りに「久しぶりの強いスイングができた」と自身も納得の一発でチームに10連勝をもたらした。
好調を維持している裏には今季から加入した西川の存在も大きい。西川のここまでの成績は30試合に出場して、打率・306、5本塁打、24打点。出塁率は・449を記録。チームを牽引するリードオフマンとして実力をいかんなく発揮している。
西川にとっても今シーズンに賭ける思いは強い。昨年オフ、日本ハムからノンテンダー契約を通告された。主力選手としてチームを支えてきたが、事実上の戦力外通告となったことで、自らの立場を自覚することになったという。
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