橋上氏が選ぶ「橋上ジャパン」・・・「ジャパンのキャッチャーをやれるのは○○しかいない」
元フジテレビアナウンサーでスポーツアンカーの田中大貴が様々なスポーツ選手・解説者等を迎えてトークを広げるYouTube「田中大貴のアスリートチャンネル」。
元巨人、楽天など複数球団でコーチを務めた橋上秀樹さんをゲストに迎えた第5弾では、2013年WBC時、侍ジャパンで戦略コーチを務めた経験もある橋上さんから見た現在の侍ジャパンについて、さらには、橋上さんが選ぶ「橋上ジャパン」を披露した。
「日本流の野球」が通じなくなってきている
昨年のプレミア12では、見事優勝し、3大会ぶりに競技復帰する来年の東京オリンピックでも金メダルの期待がかかる侍ジャパン。
しかし、橋上さんは、現在の侍ジャパンについてこう見ているという。
「やっぱり、海外のチームも大分実力的に上がってきているので、昔ほど日本が簡単に勝てなくなってきているのは事実ですよね。日本流というか、日本に近いような野球っていうのをやってくる海外のチームも出てきていますから、なかなか『日本流の野球』が通じなくなってきているのも事実ですよね。」
そんな中、チームのカギとなるのが投手陣だろう。
前回のWBCではジャイアンツ・菅野とソフトバンク・千賀の2枚看板であったが、今後の投手陣について橋上さんはこう話す。
「左ピッチャーじゃないですかね。170cm前後の左ピッチャーですね。
何が理由か、根拠的なものはないんですけど、ここ数年NPBで活躍している左ピッチャーって、大体上背が170前後なんですよ。ジャイアンツの田口や、DeNAの今永、ヤクルトの石川あたりですよね。ああいうピッチャーが、意外にも海外の強打者に対しては効果的なんですよ。」
と、サウスポーが一つカギとなるのではという見解を示した。