橋上氏が選ぶ「橋上ジャパン」・・・「ジャパンのキャッチャーをやれるのは○○しかいない」
ジャパンのキャッチャーをこのあとやれるのは○○しかいない
そんな橋上さんが、ポジション別で「橋上ジャパン」を選出。
日本が誇る人材が揃う中、橋上さんに選ばれし「ベストナイン」は以下の通りだ。
ピッチャーは、DeNAの今永選手ですかね。あとはジャイアンツ田口選手とか。その他のピッチャーも、左を中心にしたいというのはありますよね。
先ほども言ったように、左で上背が170cm前後のピッチャーですね。
もちろん千賀選手も良いんですが、ボールが滑ることも考えると、ある程度左の上背がない選手という方がアジャストしやすいとは思いますね。
あとはこういうタイプだと、外国のパワー系のバッターに対しては上手くかわせていけると思います。
右のパワー系の日本のピッチャーが投げても、パワー対パワーじゃなかなか勝てないと思うんです。
あとは、ボールとの相性という点でも、上背のないピッチャーの方が合わせられるんじゃないかなと思います。
キャッチャーは森友哉選手ですね。
実は、僕が西武でのコーチ時代にちょうど東京五輪が決まったんですが、当時彼はキャッチャーかDHか微妙な時期だったんですよね。その時に僕が彼に、『ジャパンで東京五輪でキャッチャーで被りたいと思わないか?』と聞いたんですが、その時はあまり良い返事じゃなかったんです。ただ、違う球団間なんですが、阿部慎之助に、『ジャパンのキャッチャーをこのあとやれるのは、森友哉しかいない』と言われ、それを伝えてくれと言われたんですよ。そしたら、目の色が変わったんですよね。
そこから自分の口から、日本でやるオリンピックで代表に選ばれてキャッチャーをやりたいって公言するようになりましたね。
ファーストは浅村選手ですね。セカンドと悩みましたが・・・。山田哲人もいるんですが、僕は正直浅村選手セカンドでも良いと思っているんですよね。
浅村選手は意外に国際大会で活躍できるバッティングなんですよね、逆方向に打てるというのは。
そういう要素を考えると浅村選手は多分主軸として活躍できると思います。
セカンドは、攻撃的という点を考えると、山田哲人選手になりますね。やはり打って守れる、トリプルスリーですからね。打てる走れるというのは国際大会では大きいですよね。守備に関しても、十分に合格点を与えられる守備です。
サードは、攻撃的に行くなら、本来外野ですが、近藤健介選手ですね。彼を外野に入れてしまうと、他に外野の布陣に入れたい選手もいるのでね。
ショートはもう坂本選手でいいと思いますね。
あとは外野ですよね・・・。
外野を3人選ぶというのは本当に難しいんですよね・・・。
ただ、やはり、鈴木誠也選手、柳田悠岐選手、丸佳浩選手ですかね。
怪我のことを考えれば昨年は厳しかったんですが、本来はやはり柳田選手をセンターで入れたいですよね。
そう考えると、丸選手をレフト、鈴木選手をライトでの起用になりますかね。
このほか動画内では、橋上さんが戦略コーチを務めた2013年WBCの裏話も暴露している。
※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。