12連敗のソフトバンク 大型連敗以上に深刻な若手の台頭問題

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未曽有の不振に苦しむソフトバンク。藤本監督はこの苦境をどう乗り越えるのか(C)CoCoKARAnext

 ソフトバンクは7月24日のロッテ戦に敗北して現在12連敗中。7月上旬には首位争いを演じていたチームのまさかの失速に驚いている野球ファンは多いだろう。1日でも早く連敗を脱出して、もう一度首位浮上に向けて戦いたいところ。ただ、「いつ連敗を止められるのか」に注目が集まるなか、大型連敗以上に注視したい深刻な問題がソフトバンクにはある。

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 それは有望な若手野手の不足だ。パ・リーグの打率ランキングを見ると、上位5人のうち4人がソフトバンクの選手。柳田悠岐(.303)、近藤健介(.291)、中村晃(.290)、牧原大成(.280)と打撃陣の調子の良さが伺えるが、この4人に続く若手野手が現れていない。2021年に21本塁打を放った栗原陵矢は打率.232。昨シーズン107試合に出場して打率.277を残した柳町達も打率.248とパッとしない。

 栗原や柳町以外の同世代・下の世代となると、いよいよ結果を出している若手野手がいなくなる。右の大砲として期待されていたリチャードは打率.083。昨シーズンに球団新人最多記録に並ぶ10本塁打を放った野村勇も打率.206、2本塁打と物足りない。さらには、佐藤直樹や増田珠などネクストブレイクとして名前が挙がる選手も1軍定着さえままならない状況が続く。

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