山川穂高を巡る“人的補償大騒動”で再注目 「称賛されて然るべき」内海哲也、長野久義という生き方
人的補償を巡る和田の発言は小さくない波紋を広げた。(C)Getty Images
西武からソフトバンクへフリーエージェント(FA)で移籍した山川穂高選手の人的補償を巡る大騒動。「噂の真相」が続々とネットニュース化される現状のなか、沈静化はまだまだ先になりそうです。
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そんななか、1月15日に自主トレーニング先の長崎市内で報道陣の取材に答えたソフトバンクの和田毅選手の発言が話題になっています。
スポーツ紙のベテラン記者は言います。
「和田選手は当日、この件について触れたくない、考えたくないという旨の発言をして、事実上、この話題に終止符を打ちました。和田投手の立場は理解できます。ここまでチームに尽くしてきて、今季も先発ローテ入りが確実視されているなか、まさかプロテクト漏れをするとは想像できなかったことでしょう。
しかもホークスファンの間で獲得に否定的な声の大きい、山川選手の人的補償として西武に行くことになるとなれば、その心中は察するに余りあります。スポーツ各紙とも論調が同情的なトーンに落ち着いたのは、和田投手の人柄に加えて、このような背景もあるのでしょう」
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