ソフトバンクV逸余波 今オフの異次元補強必至で注目集める「左の好打者」「右の大砲」
西川は今季リーグ2位の打率を残した(C)KentaHARADA/CoCoKARAnext
3年連続V逸となったソフトバンクのオフの動きが注目を集めている。
先に球団は森唯斗投手、嘉弥真新也投手、上林誠知外野手ら7選手に来季の契約を結ばないと通告したと発表。実績を残してきた選手も多く含まれ、思い切った「血の入れ替え」にはチーム内外に衝撃も走った。
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そして注目となるのはオフの補強の行方だ。昨オフも日本ハムからFAとなった近藤健介、メジャーから日本球界に復帰した有原航平など大型補強を敢行しながら、シーズンでは7月に12連敗を喫するなど苦しい時間も長く、結果的にシーズン3位に終わった。すでにここまで大ナタを振るったことで、2年連続の大型補強は必然の流れとも見られている。
打線では、柳田悠岐、近藤健介、中村晃など左打者が多く、バランスを取るためにも右の大砲獲得が求められている。今季もその役目を期待されながら入団した助っ人野手陣がそろって機能しなかったとあって、浮上するのは西武・山川穂高内野手だ。
今季は自身の不祥事で5月からファーム落ち、実戦感覚に不安もあったが、現在宮崎で行われているフェニックス・リーグでは元気な姿をアピール。本塁打を放つなど、3度の本塁打王に輝いた実績もあり、ソフトバンクが獲得に至れば十分、戦力になると見られている。