ソフトバンクの大量戦力外は“宝の山”か 球界OBが「相当な逸材」「センス抜群」と評価する選手の名前
上林ら実力者はまだまだ働き口がありそうだ(C)Getty Images
10月22日、ソフトバンクは森唯斗、嘉弥真新也、古川侑利、髙橋純平、九鬼隆平、上林誠知、佐藤直樹ら7選手と来季の契約を結ばないことを発表した。
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ソフトバンクは昨オフ、日本ハムからFAで近藤健介、レンジャーズを自由契約となった有原航平、ロッテからオスナを獲得するなど総額80億円ものの超大型補強を行い、優勝筆頭候補として期待されたが、今季は3位に終わり、3年連続でリーグ優勝を逃した。16日には藤本博史監督が今季限りで退任することを発表。小久保裕紀二軍監督が新監督に就任することが決まったが、26日に控えるドラフト会議を前に大胆な血の入れ替えを断行した。
この発表にファンからは驚きの声が多数上がっているが、球界OBもコメントしている。昨季まで阪神の投手コーチを務めた金村曉氏がYouTubeチャンネル「野球いっかん!」に出演し、ソフトバンクが森、嘉弥真、上林らに戦力外通告をしたことについて言及した。
金村氏は球団の発表を受けて「ソフトバンクのレギュラーの顔ぶれを見ていると、能力があってもそこに割って入ることが難しい。それでFA、外国人補強に積極的なので、ドラフトでいい素材は獲っているけれど芽が出ないまま終わってしまうことが多々あるチームだと思います」とした。