巨人激震!坂本「開幕アウト」で「Bクラス危機」の現実味とは
状態が心配されていた巨人・坂本勇人内野手(33)について、開幕戦は欠場する見込みとなった。23日付けの「サンケイスポーツ」が報じている。開幕戦で先発オーダーから外れれば、レギュラーに定着した高卒2年目の2008年以降では初となる。
坂本は21日の楽天とのオープン戦最終戦をコンディション不良で欠場していた。直近では20日のオープン戦まで8試合連続安打と開幕に向けて調子を上げていた矢先のアクシデントだった。
一方、キャプテン歴も今年で最長タイとなる8年目を迎える坂本を欠くようであれば、正にチームにとっては非常事態となる。攻守の要である坂本を欠くことでチームの勝敗に直結する傾向があり、影響が心配されている。
まず守備において代役を務めると見られるのは、21日の楽天戦でも遊撃に入った広岡が有力だ。一方で、ここまで3年連続ゴールデン・グラブを受賞するなど安定した守備力を誇る坂本に比べれば、劣るのは否めない。
さらに深刻な影響を及ぼすと見られるのは打線だ。ここまでのオープン戦では1、2番を打つことも多く、原監督も岡本和と並ぶ「不動のレギュラー」と全幅の信頼を置いてきた。現在、チームでは「1番」、「5番」が固定できていないことに加え、新外国人選手のポランコ、ウォーカーも合流して間もないとあって、まだまだ調整が必要と見られている。打線の軸ともいえる坂本を欠くことで一気に不安定さが増すことも予想される。