巨人 3連勝も指揮官の頭を悩ます坂本勇人の「打順問題」
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巨人は4日のDeNA戦(横浜スタジアム)に9ー0と勝利し、3連勝。WBCから復帰後、今季初先発となった戸郷翔征が6回無失点でバースデー勝利を飾ると、打線は14安打9点の猛攻。新外国人のブリンソンが来日1号アーチを含む5打数5安打6打点の暴れっぷりを見せた。
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先発の戸郷はこの日、制球が完璧とはいかなかったがスライダーを軸に要所を締め、6回5安打5奪三振無失点。この日はバースデーとあって、自身の好投と味方打線の援護で記念日を祝った。
また打線で気を吐いたのは試合前まで無安打で状態が心配されていたブリンソンにもある。「8番・中堅」で先発出場し、3回一死から待望の1号ソロを放つと、その後も適時二塁打、中前打と勢いは止まらず。9回の5打席目は三塁打が出れば、サイクル安打という状況の中、左中間へ大きな当たりを放ち、俊足を生かし三塁へ。しかし三塁への進塁は送球間とされて惜しくも快挙達成はならなかった。終わってみれば5打数5安打6打点をあげ、存在感を示した。
この日は1番に入ったオコエ瑠偉もシーズン初安打を含むマルチ安打を記録。一方で蚊帳の外となっているのは、開幕から16打席無安打となっているベテラン、坂本勇人だ。9回一死満塁で迎えた最終打席は三塁線を抜けた当たりになるかと思われたが、相手三塁手、宮崎敏郎の好守備もあり阻まれた。