驚愕のメジャー初アーチの吉田正尚、チームメイトは“ヨシ”に心酔「彼は何でもできる」「一緒にプレーできて誇りに思う」

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(C)Getty Images

 現地4月3日(日本時間4日)、レッドソックスの吉田正尚が本拠地フェンウェイ・パークで行われたパイレーツ戦に「4番・左翼」で先発出場。逆方向に強烈な打球を放ち、待望のメジャー1号を叩き込んだ。

 初回、一死2塁の場面で打席が回ると、吉田はパイレーツの先発右腕、ヨハン・オビエドが投げた速球を捉える。打球はレフトの“グリーンモンスター”を越える同点2ランホームランに。打球速度は時速104・6マイル(約168キロ)、打球角度は26度、飛距離は約119メートルを記録。吉田が驚愕の一発を放ち、現地を沸かせた。

【動画】待望の第1号!吉田正尚が放ったグリーンモンスター越えの豪快2ランの映像





 吉田はダグアウトへ戻ると、金色のダンベルグッズを持ってバンザイをし、喜びを表現。チームメイトも吉田のMLB初アーチを祝福している様子だった。

 そんな吉田のメジャー初アーチに米メディアが反応。米紙『Hartford Courant』は、試合後に吉田が「とても気分がいいです」と述べ、「ボストンでプレーできることはとても楽しいです。なぜなら、4試合すべてが接戦だったからです」と語ったことを伝えた。

 また、記事内には「ヨシダはルーキーであり、今回がMLBでの初ホームランとなる。通常、球団は選手のホームランボールを返してもらおうとするものだが、ヨシダはそうではなかった。『あのボールがいつか戻ってくることを願っている』と彼は言ったんだ」と、吉田がホームランボールを要求しなかったことを明かし、その人柄を紹介した。

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