帰ってきた坂本勇人が巨人打線の起爆剤となる理由 節目の交流戦300試合で存在感を示せるか

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攻守両面で坂本にかかる期待は大きい(C)産経新聞社

 巨人は6月12日、ソフトバンク相手に0-0で引き分けた。延長12回を戦ったものの、放ったヒットはわずか4本。得点力不足の不安が露呈した試合展開となったが、ソフトバンク3連戦では巨人の打線を活発にしてくれそうな起爆剤の存在が光った。坂本勇人だ。

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 坂本は打撃不振から5月12日に今シーズン二度目の2軍降格を言い渡されたが、6月10日に再び昇格。同日に7番・三塁でスタメン出場すると、1点ビハインドの4回に同点となる適時二塁打を打つ。また、6回の第3打席でもレフトにヒットを放ち、復帰戦をマルチ安打で飾った。

 11日の試合でも7番・三塁でスタメン出場した坂本は初回、1-0の二死・満塁の場面で走者一掃となる適時二塁打を打ち、貴重な追加点をマーク。この試合は7-3で巨人が勝利しており、坂本のあげた3点がゲームを決定づける形となった。12日こそノーヒットではあったが、下位打線に坂本が入ることで、上位が作ったチャンスを無駄にするケースは減っていきそうだ。

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