「ここ1点という勝負のときの足がいない」阿部巨人に新たに加わった足のスペシャリストは求められるピースとなるか 球界OBが言及「勝負どころでベンチに置いておきたい」

鈴木は俊足を生かした活躍が期待されている(C)産経新聞社
支配下登録されたばかりの左腕が躍動した。6月10日のソフトバンク戦(みずほペイペイ)、巨人先発の井上温大が2回一死一、二塁で周東侑京に頭部死球を与え、危険球退場。
【巨人】山田龍聖投手&鈴木大和外野手を支配下登録へ!!『今のジャイアンツにいないタイプ』即一軍起用なるか!?高木豊が思う2人の可能性は…?【プロ野球】
球場も騒然とする中、2番手としてマウンドに上がったのは前日の9日に支配下登録されたばかりの山田龍聖だった。
一死満塁のピンチにスクランブルで登板、今宮健太に対しチェンジアップで併殺に打ち取ると、回またぎで上がった3回は先頭に四球を与えるも無失点、5回一死一、三塁となった場面で降板となった。
140キロ中盤の直球と変化球も冴え、今後の登板も楽しみな内容となった。
またチームではもう1人、21年育成ドラフト1位外野手の鈴木大和が支配下登録された。新たに戦いの輪に加わった2人に球界内からも考察の声が上がっている。
現役時代は大洋(現DeNA)で活躍、引退後は日本代表コーチを務め、現在は野球解説者として活躍する高木豊氏は10日に自身のYouTubeチャンネルに「【巨人】山田龍聖投手&鈴木大和外野手を支配下登録へ!!『今のジャイアンツにはいないタイプ』即1軍起用なるか!?高木豊が思う2人の可能性は…?【プロ野球】」と題した動画を更新。巨人で支配下となった2選手に関して独自の目線で今後を占っている。