【巨人】坂本勇人復帰後のファーストコンバートの可能性は? 高木豊氏から「可能性は高い」と指摘される理由とは
動画内では桑田2軍監督の下で行っている現在の調整法を取り上げつつ、坂本の立て直し法については同氏は「まずは気持ちを立て直すということ」とコメント。「まず心を立て直し野球をやりたいという環境になって 本来の負けず嫌いな性格も出てくる」と心技体を整えることを求めた。
さらに肉体面においては「体が変わるときかもわからんな」とぽつり。坂本も日頃から節制に取り組んでいることは伝わっているが、年末に36歳になるとあって、今1度肉体改造に取り組むことで「分岐点になるかも」「これを抜けたら40までいけるかもしれない」と、今回のファーム調整がプロ人生を長く続ける分岐点となるかもしれないと語った。
また同氏は復帰後のチーム起用にも目を向けた。
昨季まで守った遊撃から今季は肉体面の負担を減らす意味でも開幕から三塁を守るが、この起用も復帰後は変化する可能性があると指摘した。
坂本離脱後、現状はサードを岡本和真や門脇誠などの併用起用、一塁を強打の大城卓三が守るが、復帰後も坂本は休養をはさませつつの起用が想定されることで、「後釜が大城であったりとかするのであれば、ファーストのほうが好都合」とコメント。一塁のバックアップメンバーに大城を想定するとなれば、ポジションの入れ替えも少なく、「可能性は高い」と見る。
再昇格時にファーストを守る可能性もあるとした。
また今回の降格は「指導者の道としても良い勉強している」と今後を見据えても生きるとした。
チームにとっても無類の勝負強さを誇る背番号6の復帰は4季ぶりのV奪回へ欠かせないピースともなる。現役時代からの盟友でもある、阿部監督がいかに坂本の「最適解」を引き出していくかも今後は注目となりそうだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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