逆転CSのキーマンとなるか 坂本勇人復活劇の背景とは
坂本が20発を超えるのは4年ぶりとなる。近年は長打力の衰えに悩みを抱えていた背番号6が打棒復活の裏には、今月7日のヤクルト戦から三塁にコンバートされたことも大きいようだ。
以前から肉体的な負担を懸念していた原辰徳監督が決断、遊撃に関してはルーキー門脇誠が育ってきたことも後押しした。
当初は守備位置へのとまどいも見せていたが、さすが名手、坂本。球界きってのショート・ストップといわれた実力で三塁でも好守備を連発している。
一方、7日のヤクルト戦以降の打撃成績は打率・340、6本塁打、15打点と好調を維持している。終盤のCS争いをくり広げているチームで主力としての責任感もあるだろうが、三塁コンバートにより肉体面で負担が少なくなったこともいい影響を及ぼしているようだ。
チームも残り6試合。一戦も落とせない戦いが続く中、坂本の打撃復調は何よりもの明るい材料となる。このまま突っ走れるか、今後も注目の存在となりそうだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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