巨人・坂本のコンバート論が再燃 球界OBも危惧する「不安材料」とは
「らしくない姿」が心配されている。巨人・坂本勇人内野手(33)はリーグ戦再開となった先の中日3連戦で2試合連続のエラー。昨季も3年連続のゴールデン・グラブに輝くなど球界を代表するショートストップに何が起きているのか。
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17日からリーグ戦が再開し最初のカードとなった中日戦で坂本は17、18日の試合で2試合連続失策。18日の試合では二回一死一、二塁の場面で岡林の二ゴロを二塁手の吉川が捕球。ベースカバーに入った坂本が、捕球できず。これで坂本は今季7失策を記録、昨年まで2年連続4失策だっただけに、状態が心配されている。
内野の中でも身体の負担が大きいとされる遊撃ポジションを2008年シーズンから守り続けている。名実ともにチームの顔となっている坂本のコンバートはあるのか。その点について、他球団OBながら、過去には自主トレも共に行い、坂本の守備の「師匠」ともいわれるヤクルトOBの宮本慎也氏は、こう話している。
17日までに更新されたYouTubeチャンネル野球いっかん!「忘れられない話」の中で、坂本の状態について「ちょっと心配だね」と思案顔。坂本が5月に故障で不在の間は高卒2年目の中山が遊撃ポジションを守ったが「坂本と比べるのはもちろんかわいそうではあるけれど。もう1ランク上にいかないと『よし、中山に任せた』とはならない」と安定感では坂本と大きな差があるとした。