秋山翔吾が国内復帰決断し帰国 西武、ソフトバンクに続き獲得に名乗りを上げる球団は?!

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(C)Getty Images

 秋山翔吾外野手が日本球界復帰を決断した。今季はレッズとの3年契約最終年だったが、開幕直前に戦力外扱いとなり40人枠を外れて退団。その後、5月にパドレス傘下3Aエルパソとマイナー契約を結び、メジャー昇格を目指したが、それも叶わず15日に自由契約となっていた。ケーシー・クロース代理人が移籍先を探したがメジャー球団からの声は掛からず、2019年以来3年ぶりの国内復帰を目指す。

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 すでに秋山は帰国し、NPB球団との交渉に備えているという。古巣・西武はもちろん、外野手に故障者が続出したソフトバンクも獲得に前のめりだと伝えられている。メジャーでは結果を残せず、34歳という年齢はネックではあるが、2015年にはNPB記録として今も残るシーズン216安打という金字塔を打ち立てた。NPBレベルで見れば俊足、好守でも知られ、触手を伸ばす球団が相次いでもおかしくない。

 3年総額2100万ドル(約28億3500万円)という巨額の契約でレッズに迎えられた秋山だったが、コロナ禍や故障にも泣かされて不本意な結果しか残せなかった。

 1年目の2020年は新型コロナウイルスの感染拡大を受け、シーズンが162試合から60試合へと大幅に短縮された。思い返せばこの影響が大きかった。それでもシーズンの大半に近い54試合に出場。38安打、打率・245、0本塁打、9打点、7盗塁という数字にとどまった。何もかもが異なる新天地で、ルーキーイヤーはメジャーの環境への適応が求められる。その大事な1年目の大半がウイルスによって奪われてしまった。





 2年目の2021年は故障に泣いた。キャンプ中から出遅れ、結局88試合で33安打、打率・204、0本塁打、12打点、2盗塁。2年間でメジャー適応への兆しを感じさせることができなかった。首脳陣は見切りをつけ、3年目の2022年はキャンプ前から実質構想外の立ち位置。外野手に故障者など不測の事態が相次いだ際のバックアップ的立ち位置で、ほぼ順当に開幕を迎えようとすると直前で切られた格好だ。

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