復調の兆しを見せる巨人・坂本勇人 球界OBは「彼のスタイルを貫き通せばいい」と助言
復活の兆しを見せる坂本。ここから調子を上げていきたい。(C)CoCoKARAnext
開幕から打撃不振で22打席連続無安打が続いていた巨人・坂本勇人。今月8日の広島戦(マツダスタジアム)で、相手先発の床田寛樹が投げた速球を捉え、今季初安打がホームランとなった。巨人ファンが待ちわびていた1本が今季23打席目に出ると、続く打席でもレフト線へヒットを放ち、復調の兆しを見せた。
【関連記事】WBC組の「離脱ドミノ」止まらず ヤクルト・山田哲人もアクシデント 12球団が戦々恐々の舞台裏
坂本はここまで打率・121、1本塁打、1打点(13日現在)とまだまだ本調子ではないが、現在セ・リーグ5位、負け越しが3つあるチームが浮上するためには、大黒柱の復活が必要不可欠だ。
今季初安打が飛び出し、復調の兆しを見せる坂本を球界OBはどう見ているのか。現役時代は大洋(現DeNA)で活躍、引退後は日本代表コーチも務め、現在は野球解説者として活躍している高木豊氏が自身のYouTubeチャンネルで動画を更新し、坂本について言及した。
高木氏は、「(8日広島戦の)ホームランの次の打席に、レフト線に詰まった当たりを打った。あれを見て、これは調子が上がってくると思った」とコメント。また、「(打撃フォームを)崩されたときに、どういう打球が飛ぶかで調子は判断できる」と話し、開幕から不振が続いていたが、8日に出た2本目のヒットを見て、復調を予想した。