巨人・坂本 サバイバルキャンプの不安 「諸刃の刃」が指摘される理由
坂本はキャンプに臨む心構えをこう話している。
「体と相談しながら。普通にばりばりやっていても思わぬけがが起きたりとか、そういうこともある。ちゃんと体調見極めながら『やるときはやる、休むときは休む』が大事になってくるんじゃないかと」
若手に交じってアーリーワークなどもこなしながら、ハイペースで走りすぎると思わぬケガにつながりかねない。そこは長年培った経験も生かし、「早期予防」に努めているようだ。
極めて慎重な姿勢には自身が置かれた立場も関係している。
「原監督は主力の菅野、坂本に関してはチームの先頭に立ってほしいとハッパをかける一方で衰えを見せ始めたら、しっかり判断するとも話しています。坂本も今季、昨年のような姿を見せれば、後がないと分かっているのでしょう」(放送関係者)
キャンプではしっかり元気な姿をアピールする必要もあるが、故障でもして出遅れれば、ポジションを奪われかねない。プロ17年目を迎える今季はこれまで以上に「危機管理」が大事なテーマとなりそうだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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