【巨人】2023シーズン 坂本勇人に与えられる試練 ささやかれる見極めの「タイムリミット」
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巨人は31日の中日との開幕戦(東京ドーム)でシーズンがスタート。昨年は4位と5年ぶりのBクラスに沈んだ。指揮を執る原辰徳監督も「最も屈辱だった」というチームがいかに浮上していくかに注目が高まっている。
「1番・左翼」での起用が予想されるオコエ瑠偉や新外国人のブリンソンなど、ファンも楽しみなオーダーの一方で心配されているのは、プロ17年目シーズンを迎える坂本勇人だ。オープン戦を通じて不振から抜け出せず、首脳陣をやきもきさせた。オープン戦は14試合に出場し、打率は・111、0本塁打。一時は22打席連続無安打と元々スロースターターのタイプではあるが、従来と今年は少し意味が違うようだ。
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ドラフト4位ルーキーの門脇誠、プロ3年目の中山礼都など「ポスト坂本」と位置づける選手も育ってきており、原監督も昨年までの坂本頼みのチームから脱却することをすでに明言。若い選手の積極起用を打ち出している。
となれば、あとは首脳陣がどれだけ我慢できるか。仮に坂本がオープン戦のような不振が続けば「10試合で一区切りつけるのではないか」「対戦カードが一周りするまでは我慢するのではないか」と、早くもファーム落ちのタイムリミットの期限が球界内ではささやかれ始めている。
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