「シュートの秘訣は・・・」球界屈指のシュートの使い手による投げ方講座！！ 橋上秀樹氏×川崎憲次郎氏対談】
また橋上氏は、巨人の菅野投手や阪神の西投手がプレートを1塁側からシュートを投げるとイメージがつきやすいとしていたのを引き合いに出しながら、投手のピッチャープレートの使い方についても川崎氏にも質問すると、
「僕は3塁側ですね。1塁側と3塁側では角度が全く違う。僕のイメージは、ホームベースとバッターボックスの線の間にまっすぐ行くイメージ。そこから少し曲げます」
と、投げこむ際のイメージを答えた。
さらに橋上氏は、打者目線から川崎氏に質問を投げかける。右打者がホームベースに近づくのと、あえてホームベースから遠くに立つのではどっちが投げづらいのか
「ホームベースから離れられる方が嫌ですね。ホームベースと体との距離が開くと、いいところに投げようと思うとボールになるし、ちょっと甘く入ると打ちごろのところにいってしまうような気がするんですよ」
と、投手目線での感覚を振り返った。
この貴重な投手の感覚を聞いた橋上氏は、自身が監督を務めていることもあって「いいこと聞いた(笑い)」と、満足げな表情を浮かべた。
動画内では他にも、牽制球の極意やシュートピッチャーが嫌だと感じる打撃方法についても語っている。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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