橋上秀樹が学んだ数々の「野村イズム」・・・「野球は将棋と同じ」
野球は将棋と同じ
さらに野村さんからは、野球はある「競技」と同じだとよく話をされていたという。
「よく、『野球は将棋と同じだ』と言われていました。将棋は「歩」をはじめ、「金」や「銀」など色々な駒がありますよね。色々な駒があって初めて将棋になる。それと同じで、野球も大駒ばかりでは勝てないと言ってました。そこに脇役的な「香車」などが必要な時もある。自分が駒だったらどの駒になれるかなということを考えなさいと言われました。チームを見渡して自分が担えるところはなんの駒かを考え、それにはどんな練習が必要かと言ったことですね。」
取材陣に囲まれながらも練習を見ていた
アナウンサー時代から何度も野村さんを取材していた田中は、取材を通して、「野村監督」の視野の広さに驚かされたという。
その点について橋上さんはこう振り返る。
「練習の時、大体ベンチ付近で取材陣に囲まれて雑談していたんですが、その中でも結構練習を見ているんです。バッティングゲージを見れるところだけはいつも報道陣が開けていましたね。何かあると必ず呼ばれて『あのバッティングなんとかしろ』と言われていました。選手の時は監督がどこにいるかいつもそわそわしていましたね。」
そして動画内では、橋上さんがコーチ時代に引き継いだ「野村イズム」、そしてかつて野村さんに言われた「ある言葉」についても語っている。
※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。