楽天・田中将 かつての恩師が指摘する「勝てない理由」とは
また田中が登板時には打線の援護の少なさも指摘されるが、その点についても、悪循環を招いてしまっているという。
「攻撃側も点を取れてないというのはわかっているので、田中のときに攻撃陣もよりプレッシャーを感じてしまっているところはある」と点を奪えないことが積み重なり、固くなってしまっているというのだ。
最後に上げたのは対戦投手の「田中効果」もある。13年シーズンは24勝無敗。メジャーのヤンキースでも長く活躍と、球界を代表する投手との対戦とあって「相手投手もライバル意識というか、田中と投げることで自分の持っているものを引き出せたりとかそういったところはあるんじゃないですか」。相手エースとの投げ合いは先にマウンドを降りたくないと誰もが思うもの。そういった面では図らずも相手投手の潜在能力を引き出してしまっている可能性も指摘する。
田中のレギュラーシーズン登板は残り1試合と見られる。「有終の美」を飾り、ポストシーズンに向けてはずみをつけたいところだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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