中国メディアも愕然! 世界ランク4位を撃破した早田ひなの快挙を絶賛「日本が番狂わせを起こした」【アジア大会】

タグ: , , 2023/10/1

王との熱戦を制した早田。その勝利に中国メディアも沸いた。(C)Getty Images

 世界も絶賛するアップセットだ。

 10月1日に中国・杭州で開催されているアジア大会の卓球女子シングルス準決勝が行われ、世界ランキング9位の早田ひな(日本生命)が、同4位の王芸迪(中国)をセットカウント4-3で撃破。見事に銀メダル以上を確定させた。同種目で日本勢が決勝進出を果たしたのは、1994年の広島大会で金メダルを手にした小山ちれ以来の快挙だ。

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 文字通りの激闘を制した。第1ゲームを力強いフォアハンドを軸に推し進めて11-4で先取した早田。第2ゲームは奪われたが、すぐさま第3ゲームを取り返す。その後は一進一退の攻防が続いたが、最後の最後まで集中力は途切れなかった。迎えた最終第7ゲームも10-10にもつれ込む熱戦となったが、最後は渾身のバックハンドで勝負を決めた。

 早田の“大物食い”には、地元・中国のメディアも沸いている。スポーツメディア『捜狐』は「まさしく大番狂わせだ!」と興奮気味にレポート。23歳の日本人が見せた快進撃を「日中対決で日本の早田は堂々たる姿を見せた。むしろ追い込まれ、緊張していたのは王の方だった」と振り返っている。

 また、中国の経済紙『National Business Daily』は「日本代表がまたも番狂わせを起こした」と銘打った速報を掲載。「日本の早田は80分間にわたった激闘の末に王を見事に粉砕。歴史的な決勝進出を決めた」と、世界4位の実力者を破るジャイアントキリングを称えた。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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