交流戦がラストチャンス?打率0割台のFA捕手が「正念場」を迎える理由
また、これまでスタメンマスクを被った試合は4戦4敗と、守備面でも思うような結果を残せていない。だからなのか、フル出場した試合もまだなく、5月25日の日本ハム戦では嶺井の3打席目に26歳の若手捕手の谷川原健太を代打で送られるなど、藤本博史監督からの信頼を獲得できていない状況。藤本監督はシーズン前に“正捕手”を設けずに複数の捕手を起用する“併用制”の導入を検討していた。これまでの試合を見ていると、そのプランは一時保留ということになっているようにも感じる。
ただ、30日から行われる交流戦では、DeNA時代の経験を買われ、出場する機会が増えるかもしれない。裏を返せば、ここで結果を出せなければ、いよいよ出場機会が激減する可能性が高まる。4年契約の1年目で早くも正念場を迎えた嶺井。慣れ親しんだセ・リーグのチームを相手にどのような活躍を見せるのか期待したい。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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