橋上秀樹氏とデーブ大久保氏が語る。野球界に残したあの画期的な作戦とは?
日本シリーズでも監督の采配に注目が集められたように、野球界では様々な作戦やサインが存在し、監督やコーチはそれらを駆使して勝利へとチームを導く事が求められている。
そんな戦術や技術論について、現役時代、ヤクルトなどで活躍し、引退後は楽天、巨人、西武、ヤクルトさらには侍ジャパンでコーチを務めた現・BCリーグ新潟アルビレックス・ベースボール・クラブ監督の橋上秀樹氏と楽天で監督として共に戦ったデーブ大久保氏が語った。
現在橋上氏がおこなっているYouTubeチャンネル「橋上秀樹アナライズTV」で公開された両氏の対談。
【動画】デーブ大久保氏が野球界に残した画期的な作戦とは?
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楽天時代の2015年に大久保氏が監督、ヘッドコーチに橋上氏がつく形で共にペナントレースを戦い抜いた経験を持つ。
そんな時代を振り返りながら橋上氏は
「当時はいろんなものを駆使したよね。だから、(戦術の)引き出しが多いというのは本当にデーブの関心するところでね」
と、大久保氏の手腕に改めて感心を示した。
それに対し同氏は、監督時代の自分のある戦略を振り返りこう語った。
「走らなきゃ勝てないってことになったんですよね、結局。(チームに)ホームランが出ないんだから。じゃあ『ランエンドヒット』をサインにしようってなったんですよ。だからヘッドに無理言って、カーブだけ見逃す練習させてください!って」
と、それまで一般的にサインとして使用されていなかった『ランエンドヒット』サイン化の背景と、驚きの練習方法についてこう振り返った。