激化する日本卓球界の覇権争い 世界ランク12位浮上の橋本帆乃香に中国も注目「独特なスタイルは中国選手にも実質的な脅威」
その一方で同メディアは、日本勢の躍進を論じる中で、自己最高ランクとなった橋本の順位にも言及。「警戒すべきは、日本のカットマン・橋本帆乃香の世界ランクが急上昇し、12位にまで浮上していることだ。彼女の独特なプレースタイルは、中国女子卓球の主力選手たちにとっても、すでに実質的な脅威となっている」と評価。続けて、「国際卓球連盟のデータによると、過去約2年間で、カットマンが中国選手に勝つ確率は27%も上昇しており、技術革新が競技の勢力図を塗り替えつつある」などと見解を示している。
他にも、5月17日からカタールで開催される世界選手権の見通しとしても、シングルス連覇を目指す孫穎莎など中国選手について、「最も強力な挑戦に直面している」と説きながら、「2000年代生まれの日本の新星が頭角を現し、世界卓球選手権では衝撃的な番狂わせが起こる可能性が極めて高まっている」として、警戒心を高めている。
若き日本選手の台頭が、卓球王国・中国に新たな緊張感をもたらしているようだ。やはり、女子卓球界における世界の頂点を目指す競い合いは、新たな局面を迎えつつあるのかもしれない。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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