プロ野球オープン戦、無観客試合の楽しみ方 リアルなこの「音」に注目!
選手にとっては、あらためてファンの存在の大きさを再認識しているに違いない。「応援があるのと、ないのとでは、力の入り方がまったく違うことがわかった」と話すのはソフトバンク和田毅投手。ナイスプレーにも、ホームランにもわき上がるのはベンチだけで、球場全体での盛り上がりはない。臨場感、ファンと一緒になって作り出す空気感、一体感がない物足りなさ。多くの選手が「ファンあってのプロ野球」を実感しているはずだ。
阪神近本光司選手は言う。「無観客の中で試合をして、いろんな音があります。守備の打球判断に役立つスイング音、打球音。投手のスパイクと土の音。投球ごとに違う、足の踏み出し音。空調の音。カメラのシャッター音。いつも鳴っている音が、静寂の中でしか聞こえない。テレビを通して伝わるかわからないですけど、いろんな音を楽しんでいただきたいです」。
普段は感じることができない「音」の新鮮さ。淡々と進む無観客試合でも、耳をすませば、新たな発見があるかもしれない。
※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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