「特有の謙虚さと誇りを示した」イチロー氏の殿堂入り後の対応を韓国メディアも称賛 未来の満場一致選出も予想「あえて候補を挙げるなら」

イチロー氏の「むしろ、良かった」という対応が世界のファンから好意的に受け止められている(C)Getty Images
2025年の米野球殿堂入りが現地時間1月21日(日本時間22日)に発表され、イチロー氏(マリナーズ会長付特別補佐兼インストラクター)が日本人初の殿堂入りを果たした。有力視された満票での選出にはわずか1票足りなかったものの、その結果に対するイチロー氏本人の反応や殿堂入り決定直後の表情などは話題となり、現在も世界中のメディアにより伝えられている。
【動画】衝撃の「爆肩」 イチロー氏が現役時代に見せたレーザービームをチェック
米国内では、イチロー氏へ投じなかったとされる記者への様々な反響があると報じられる中、当のイチロー氏は会見の席で、「むしろ、良かった」などとコメント。清々しさを感じさせるイチロー氏の態度には、韓国メディア『スポーツ朝鮮』からも賛辞が送られている。
1月22日、同メディアはイチロー氏の殿堂入りを伝えるとともに、「現地ではその記者に対し非難の声も上がっている」と米国内の状況をレポート。その上で、「しかし、イチローはこの日、マリナーズの本拠地であるTモバイルパークで行われたインタビューで『1票足りず、むしろ良かった。不完全だから前に進むことができる』と前向きに受け止めた」と本人が語った言葉を記しながら、「もちろん、事実上満場一致と言っても間違いではないだろう」と偉業を強調する。