デビュー戦で悪夢・・・巨人メジャー96発大砲にサッカーU18日本代表も!
まさかのデビュー戦となった。
巨人の新外国人エリック・テームズ外野手(34)がデビュー戦で右アキレス腱(けん)断裂の重傷を負った。27日ヤクルト戦(神宮)に「6番左翼」で初先発。3回の守備で、打球処理しようとジャンプした着地で足をひねって転倒した。
苦痛に顔をゆがめて自力では立ち上がれず、担架で運ばれた。100キロ超の巨体は9人がかりで運び出され、救急車で病院に直行。精密検査を受け、アキレスけん断裂と診断された。
待望の1軍初昇格だった。コロナ禍の影響で来日が3月末と遅れ、隔離期間を経て2軍では9試合で打率5割、4本塁打をマーク。打線の起爆剤として期待された1軍デビュー戦は、2打席連続三振の後に負傷交代と散々だった。
アキレスけん断裂した選手は過去に79年門田博光(南海)、95年前田智徳(広島)、16年西岡剛(阪神)、19年野上亮磨(巨人)らがいるが、いずれも1軍復帰まで半年から1年かかっている。テームズも最悪の場合、今季絶望となる可能性があり、原監督は「しょうがないですね、これは」と言葉少な。メジャー96発男の長期離脱は、本人にもチームにとっても痛い。
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