「通算成績争い」からも目が離せない交流戦、勝利数はベテラン左腕2人、打率はともにメジャー帰りの好打者2人に注目
新型コロナウイルスの特例2023適用選手として登録抹消されていた青木だが、30日の開幕戦から復帰予定。チームは10連敗中でセ・リーグ5位と苦戦が続くが、石川とともにベテランの力で巻き返しを図りたい。
日本球界復帰初年度だった昨季は苦しんだ秋山は、移籍2年目の今季になり本領を発揮している。ここまでリーグ2位の打率・361というハイアベレージ。二塁打12本、三塁打5本と長打も多く、2本塁打ながらOPS・914でリーグ3位の数字を残す。広島移籍は昨年6月末で、すでに交流戦は終わっていた。公式戦では初めて実現する古巣・西武との対戦も含めて、かつてパ・リーグ最強のヒットマンとして鳴らした時代に名勝負を繰り広げてきた投手たちとの対戦は必見だ。
2021年のオリックスなど、交流戦を機にチームが勢いづき、リーグ優勝につながることもある。データの少ない相手に大型連勝や大型連敗も起こりやすい。出遅れたヤクルト、中日、独走気配の阪神など、各チームの勝敗ももちろん。ベテランたちの矜持が光る通算成績争いにも注目してほしい。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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