「ミズハラの支配力が強すぎた」現地記者が指摘した大谷の“障壁”は今後改善に向かうか 「オオタニが成長するチャンス」
これまでは水原容疑者が大谷の“盾”となり、メディアにとってはそれが“障壁”だった。大谷と記者たちとの間にあった壁は崩れたかのように思えたが、同記者によると「それも長くは続かなかった」とある。
「オオタニと自由に話をしようとした記者たちは、ドジャース広報に止められた。またしても、オオタニに何かを聞くことが障害となり、誰がそのアクセスを制限しているのかは依然として不明である」と記してある。
記事の中で「ドジャースがオオタニに野球だけに集中させようとしているのかもしれない」とあるが、結局のところ、オオタニがどこまでプライベートでいたいか、コントロールしたいかはオオタニ次第なのだ」とある。
同記者は、大谷が「自分の内面や感情をチームメイトと分かち合うことがあるのだろうか?」と投げかけている。
そして「チームメイトは、互いをよく理解し合うことで、強い絆で結ばれる傾向がある。ドジャースはオオタニの野球の才能を確かに理解しているが、選手やコーチが彼をより深く、より個人的なレベルでも知ることができれば、チームの長期的なケミストリーに役立つだろう。世界中にいる何百万人ものファンにオオタニの特徴をもっと知ってもらえば、オオタニにとってもプラスになるだろう」と伝えた。
今回の記事はメディア側の立場で書かれている部分が大きいかもしれない。とはいえ、水原容疑者がいなくなった今、大谷がこれまでよりもチームメイトとコミュニケーションを取る姿や、メディアで発信する機会が徐々に増えてきており、それが大谷の魅力をさらに引き出している。
今後もそういった姿が見られるのかどうか注目ではあるが、大谷がフィールドで十分にパフォーマンスを発揮でき、大谷自身にとってプラスになるのであれば問題ないだろう。ドジャースというチームでも大谷はエンゼルス時代と変わらずチームの中心選手であり、ファンを魅了し続けていくことは確かである。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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