「我々が求めたものすべてにアクセスできるようにしてくれた」水原容疑者のスピーディー捜査の舞台裏 担当者が大谷翔平の“真摯な姿勢”を称賛「全容を明らかにしたいと」
大谷は連邦捜査官との面談で、非常に協力的だったと評されていた。米内国歳入庁の犯罪捜査部門で特別捜査官を務めるタイラー・ハッチャー氏は「(オオタニは)包み隠さず素直に話してくれた」と、あらためて大谷の真摯な姿勢を証言した。
さらに「我々が求めたものすべてにアクセスできるようにしてくれ、我々が知らないものも自発的に提供してくれた。彼は全容を明らかにしたいと望む被害者のように行動していた」と明らかにした。
同インタビューの中で、なぜこの調査と告発がこんなに早く行われたのかという点に関して、同氏は「世間や、我々の側、メディアの側でもオオタニの発言が真実なのかということに多くの関心があった」と説明し、「我々はその雰囲気を整えることができた」と実感していた。今回の捜査では、事件が発覚した3月下旬から、約3週間の間に訴追の準備が整ったとして、スピーディーな捜査が実現した経緯も注目されていた。その間に大谷と水原容疑者の個人的なやり取りを含むテキストメッセージの内容も精査したとされる。
本来であれば、自身のプライベートなデータを明かすのはためらうところではあるが、大谷の誠実な対応が今回の事件を迅速に解決へと導くことができたといっていい。捜査が進む中であらためてそれがクローズアップされた。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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