大谷翔平の「最も親しい友人だった」元エ軍フレッチャーも違法賭博か 米ESPNが水原被告も興じた胴元との関係を報道
エンゼルス時代には大谷と親友とも言える関係性を築いていたフレッチャー。そんな名手に関するスキャンダルが飛び込んできた。(C)Getty Images
衝撃的なニュースが舞い込んだ。
現地時間5月17日、米スポーツ専門局『ESPN』のティシャ・トンプソン記者は、かつてエンゼルスでプレーし、現在ブレーブス傘下に所属するデビッド・フレッチャーが、違法なスポーツ賭博を行っていたことをすっぱ抜いた。
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違法賭博をめぐっては、球界騒然の一大スキャンダルが明るみになったばかりだ。大谷翔平(現ドジャース)の元専属通訳である水原一平被告が、違法ブックメーカーの胴元であるマシュー・ボウヤー氏のもとで違法賭博を実施。そこで抱えた負債を支払うために大谷の給与口座から資金を盗用。銀行詐欺と虚偽申告で追訴され、司法取引に応じていた。
水原被告の騒動がいまだ尾を引くなかで、新たな問題が明るみになった。トンプソン記者によれば、フレッチャーは「親しい友人」だったという元ロイヤルズのコルビー・シュルツ氏らとともにスポーツ賭博に興じていたという。
驚くべきは賭けを行なっていた相手だ。というのも、フレッチャーは水原被告と関係のあったボウヤー氏が組織する南カリフォルニアの違法ブックメーカーで興じていたのである。
水原被告の問題が明るみになった今年3月に『ESPN』の取材に応じていたフレッチャーは、「以前にゴルフをしたときに、一度だけボウヤーと会ったことがあるが、彼の組織で賭け事をしたことはない」と語っていたというが、事実は違っていたようである。