慈悲を求めた困窮生活の「嘘」 米検察が突いた水原被告の“偽りの可能性”「オオタニに払い戻す意思なんてなかった」
同被告は申立書内で「いつの間にか、ギャンブルの借金は膨れ上がり、翔平のお金を使う以外に返済する方法が見つからなかった」と主張したが、検察側はいずれも証拠は乏しいと断定。情状酌量に値しないのではないかと分析している。
次々と明るみになっていく水原被告の嘘。虚偽主張であると指摘する検察側は事態を重く見た上で、「彼は心からの反省を示すのではなく、オオタニから数百万ドルを盗んだ行為を正当化しようとしている」と減刑の余地なしと結論付けている。
困窮していた状況などが覆される証拠が提示され、立場がなくなっている感が否めない水原被告。量刑は現地時間2月6日に下される運びとなっているが、果たしていかなる判決が出るのか。野球界のスーパースターを巡る騒動の余波はしばらく落ち着きそうにない。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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