慈悲を求めた困窮生活の「嘘」 米検察が突いた水原被告の“偽りの可能性”「オオタニに払い戻す意思なんてなかった」

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大谷と盟友関係にあった水原被告。その証言はふたたび波紋を呼んでいる。(C)Getty Images

 水原一平被告が先日行った情状酌量を求める主張に真っ向から反論が飛んだ。

 米連邦検察は現地時間1月30日に、ドジャース・大谷翔平の元専属通訳で、銀行詐欺罪などに問われている水原被告に対する法廷文書を提出。同被告が大谷に対して一切の返金する意志がなかったとする指摘を行った。

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 申立書内で水原被告は、自身が「深刻なギャンブル依存症」によって合計4070万ドル(約63億円)の負債を抱え、大谷への支払いが困難な状況にあると告白。また、同選手のサポート対応に追われたエンゼルス時代は、「著しく低賃金」であったとも証言。高額な家賃支払いなどから生活状況が困窮していたとした。

 しかし、米検察は証拠を列挙して「裏付けがない」と断罪。水原被告の主張に徹底的な反論を展開。大谷の給与口座から初めて4万ドル(約610万円)を不正送金した2021年9月時に同被告の銀行口座には3万4000ドル(約523万円)以上の残高があり、ブックメーカーへの借金返済が可能だったと指摘。また、スポーツブックメーカー『ドラフトキングス』や、違法胴元から受けとったギャンブルの勝ち分は自身の口座に収め、「オオタニに払戻す意思が見られなかった」と断じた。

 また、同被告が「どこまで深刻なギャンブル依存症であったかどうか」にもクローズアップ。全米30以上のカジノを調査した検察側は「2008年の週末にミラージュ・カジノで200ドルを使った記録」が唯一の公的な証拠だったとした上で「長年にわたるギャンブル中毒ではなかった」と指摘する。

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