「オオタニも清廉ではいられない」水原通訳の違法賭博問題 米経済誌も厳しい目を向ける理由
さらに今後の展開についても考察を加えている。現在、同問題をめぐってはFBIの胴元側の捜査、MLBの水原氏、大谷本人への調査など複数の機関が動いているが、大谷本人のMLBにおける影響力の大きさについても言及。
エプスタイン記者は「オオタニは2つの大陸の野球の顔だ。彼はゲームの最大の魅力であり、最高額のプレーヤーであり、ア・リーグMVPに君臨した。リーグは、このスキャンダルができるだけ静かに終焉することを望んでいるだろうが」としながら、「問題の規模と潜在的な結果を考えると彼らの願いが叶うかどうかは疑問だ」と今後もこの問題は予断を許さないとした。
メジャーリーグのルールも紹介した上で仮に大谷が水原氏にかわって、違法賭博の借金の肩代わりをしたことが明らかになれば、コミッショナー裁定を受ける可能性もあるとした。
記事の最後はこうまとめている。
「最も可能性の高いストーリーはミズハラが最初に話して撤回した、彼が危機的な苦境から抜け出すために友人(大谷)に助けを求め、ボウヤー氏に送金したというものだ。残る問題は、それが証明できるかどうか、そして証明できるとすれば、オオタニが法律とMLBからどのような罰則を受ける可能性があるかだ」
騒動の渦中にいる大谷はこの苦境をいかに乗り越えていくのか。まずは26日に語られる内容に高い注目が集まりそうだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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