「驚異的な仕事をした」大谷翔平の“窮地”で重責を担った新通訳アイアトン氏に称賛止まず 米記者も絶賛「大幅な昇給を願う」
とはいえ、この一大事における同氏の対応は実にクレバーだった。事前にメモが渡されていたのかもしれないが、大谷が語った言葉を丁寧に波のように押し寄せたメディアに伝え、確認作業をしてから翻訳するなど気遣いも見られた。
当然、現地アメリカの記者たちはこぞってアイアトン氏の仕事ぶりを評価した。米メディア『The Athletic』に寄稿していたダニエル・ブリム氏は自身のX(旧Twitter)で「真剣に、ドジャースがウィルに大幅な昇給をしてくれることを願っている。彼は1週間も経たないうちに、コーチからこの狂乱の真っ只中に置かれたんだ」と指摘。さらに昨年のWBCを現地取材したショーン・スプラドリング記者も「この会見がどれほど重く緊迫したものだったかを考えると、ショウヘイの新しい通訳のウィル・アイアトンは驚異的な仕事をした」と絶賛した。
今後も大谷の通訳として対応に追われると思われるアイアトン氏。彼の貢献も二刀流のリスタートにとって重要なファクターとなりそうだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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