「ああ、彼も人間なんだ」大谷翔平の異例会見での“表情”に米アナリストも同情「ショウヘイはすべてを打ち消した」
「正直言って会見の前までは『友達のために借金を返したいという気持ちはわかるよ』という感じはあったし、それに少なからず理解はできた。例えば、本当に長い付き合いがある友人が、悪い状況にあったとして、こう思うんじゃないか。『今は冷静じゃない。でも、僕は君のことを愛しているし、大切に思っているから、君の面倒を見るよ』ってね」
そのうえで「今回のショウヘイはそのすべてを打ち消した。『いやいやいや、そんなことはないんだ』という感じだったね」と指摘したドーシー氏は、水原氏の“裏切り行為”を目の当たりにした大谷の心情を察しつつ、会見で垣間見えた疲弊ぶりを指摘している。
「メディアであれ、ファンであれ、なんであれ、僕らはショウヘイがこれまで見たこともないようなことをやってのける、とてつもない才能の持ち主だったと思ってきた。だからこうして議題にするんだと思う。でも、この7~10日間で起きた現実がいざ起きて、対応に追われた彼を見ていると、『ああ、彼も人間なんだ。人間だから欠点もあるんだ』と痛感させられる」
果たして今回の会見で騒動は沈静化されるのか。今後の調査について「全面的に協力する」と語った本人の動向を含めて、しばらくは余波が続きそうである。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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