水原氏の違法賭博騒動は「どんどんおかしくなっている」 大谷翔平の会見に米記者が訴え「ミズハラはどこにいるんだ?」
長年、スポーツにメディア側から携わってきたアイゼン氏は、「この業界ではメディアも、選手も、スポーツの話だけをするように求められてきた。スポンサーを多く抱えるNFL選手だろうと、ひとたび公の場でマイクの前に立てば、『フットボールの話以外は聞くな』と言う」と、業界にある“暗黙の了解”を説明。そのうえで、グラウンド外のスキャンダルで当事者となった大谷の現況に対する見解を続けた。
「とにかくショウヘイには一つの道しかなかった。それは『野球をプレーする』というものだ。彼は野球界以外で話すことはないし、自分を人に知ってもらうことに関心はない。だって、結婚を報告したインスタグラムの投稿にはチームメイトですら驚いていたんだ。それがショウヘイ・オオタニという人物だ。だから、彼はプレーに集中して、ボールに対峙することだけを望んでいる。そういう彼のような存在は、この時代だからこそワクワクするものだろ?
でも、今は状況が少し変わったかもしれない。この騒動は変な方向に行っていないか?日を追うごとにどんどんおかしくなっている。ショウヘイが伝えることのすべてを人々が信じることが難しくなっている。多くの人々が『分かった! 君を信じよう、さぁ野球に集中だ』という態度にはなれずにいる」
大谷を尊敬するからこその熱弁を振るったアイゼン氏。最後に彼はこう結んでいる。
「私はショウヘイを信じたいんだ。だからこそ思うんだ。ミズハラはどこにいるんだ? 誰が彼と話して、何を調査しているんだ。『なにをどうやってだまし取ったのか』以外に調べることなんてあるのか? 何を秘密にしていんだ? 頼む、私に信じさせてくれ」
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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