大谷翔平は「6.8億円が消えても気づかなかったのか」 関係者の対応に米識者が抱く疑義「なぜ通訳が権限を持っていたのか?」
「カリフォルニアのような場所では起こりうることだ。2人の個人が、何らかの形で合意してお金のやりとりをしているだけということになるが、あれだけの大金を稼いでいる人間であれば、巨額の金額を送金するのは珍しいことではない」
もっとも、「すべてが(水原氏の)嘘だった」だったする大谷側の関係者による対応を否定する識者もいる。コンサルティング会社を経営するピーター・グループ氏は「なぜ、あの通訳が、あそこまでの権限を持っていたのか?」と苦言。「銀行が顧客情報を知るという積極的な責任がある場合には一定の設定値はあるべきだ。お金が違法な活動からのものでなく、テロへの資金源などにならないことを確かめたいはずだ」と、銀行側にも対策を求めた。
MLBのコミッショナーを務めているロブ・マンフレッド氏は、本件の捜査時間は「短いことを願っているが、分からない」と断言。いまだ事態の完全解決に向けた見通しは立っていない状況だ。彼の潔白が一日も早く証明されることを願いたい。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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