水原氏の賭博問題を追及するESPN記者が「何かある」と睨んだワケ 大谷翔平の関与はどう見ている?「すぐに掘り下げた」
いまだ不透明な問題が山積している大谷と水原氏のスキャンダル。この騒動を追い続けている米記者から興味深い意見が飛び出している。(C)Getty Images
真相解明には時間を要しそうな気配だ。大谷翔平の専属通訳だった水原一平氏が違法賭博に関与した疑いでドジャースから解雇された問題だ。
いまだ世間はスキャンダルの行方に関心を示し続けている。いわば側近だった水原氏の違法賭博への関与によって“渦中の人”となった大谷は、現地時間3月25日の声明発表会見で「正直ショックという言葉が正しいと思わない」と複雑を極める胸の内を告白。
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そのうえで「一平さんは僕たちの代理人に対し、借金は自身がつくったものだと説明した。それを僕が肩代わりしたという話をしたが、これらはまったくすべてがウソだった」と、一部のメディアなどで疑われた自身の関与を真っ向から否定した。
もっとも、いまだ不透明な問題は山積。なぜ大谷本人の確認もなく450万ドル(約6億8000万円)とも言われる大金を動かせたのかなど、現時点で消息が不明となっている水原氏の新たな供述を待つしかない状況ではある。
そんな闇深いスキャンダルを追報し続けている敏腕記者は興味深い発信を続けている。騒動のキッカケとなる水原氏へのインタビューを敢行した米スポーツ専門局『ESPN』のティシャ・トンプソン記者だ。
球界の暗部に切り込んでいる彼女は、米人気ポッドキャスト番組『The Rich Eisen Show』に出演。「ショウヘイ・オオタニと彼の通訳に何かあるかもしれないと最初に掴んだのはいつだったのか?」と問われ、「数か月前です。1月には電信送金があったことを知っていました」とキッパリと回答した。