水原氏の賭博問題を追及するESPN記者が「何かある」と睨んだワケ 大谷翔平の関与はどう見ている?「すぐに掘り下げた」
また、「何かある」と睨んだ2度にわたる50万ドルずつ電信送金の情報についてトンプソン記者は「1つは昨年9月、もう1つは10月です。どちらも送り手の銀行口座として『Shohei Otani(ショウヘイ・オオタニ)』とありました。その名前には『H』はありませんでした」と言及。英語の「Ohtani」が「Otani」とスペルミスがあった事実を紹介。そこから「彼(大谷)が、その名前を使用しているのかすぐに掘り下げた」という。
その後の徹底追及の末にトンプソン記者は水原氏を含む複数の情報源から、「Otani」という綴りは当人がパスポートや運転免許証、そして銀行口座などに使っている「法的な名前だ」と判明したと伝えた。
この問題を重く見ているというトンプソン記者は、こうも強調している。
「今の時点で確実に言えることは、ショウヘイ・オオタニの名前が電信送金にあったこと。そして問題なのはもちろん、誰がそれを送ったのかということ。それが問題です」
果たして、「僕自身も警察当局の捜査に全面的に協力したい」と会見で力説した大谷の潔白が晴れる日はいつ訪れるのだろうか。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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