大谷翔平の7億円だけじゃない“借金”も判明 米紙が水原氏と渦中の胴元が知り合った経緯を衝撃報道「賭けるならこの人にすべき」
大谷の口座から資金を違法賭博の胴元に送金していたとされる水原氏。その騒動の余波はいまだ広まり続けている。(C)Getty Images
まだまだ闇は深そうだ。ドジャースの大谷翔平と、彼の元専属通訳だった水原一平氏を巡る違法賭博スキャンダルで新たな報道が飛び出した。
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ロサンゼルスに拠点を置く日刊紙『Orange County Register』は、水原氏とやり取りを行っていたという違法賭博ブックメーカーの胴元であるマシュー・ボウヤー氏と、その関係者を取材。そこで新たな疑惑をすっぱ抜いている。
ボウヤー氏の関係者によれば、水原氏は大谷の口座から送金した450万ドル(約6億8000万円)のほかに、「まだ返済していない借金がある」という。全額こそ不透明ながら、大谷側の弁護士が「大規模な窃盗被害にあった」と訴えている騒動の規模の大きさを感じさせるニュースである。
そもそも今回のスキャンダルは、米連邦捜査局が違法なブックメーカーを運営しているボウヤー氏に対する調査を進める過程で、大谷の口座からの送金があった情報を確認。その事実を知った米スポーツ専門局『ESPN』が水原氏にぶつけたところから始まった。
現地時間3月19日に行われたというインタビューで水原氏は「翔平に借金の肩代わりしてもらった。2人でパソコンを開き口座にログインして50万ドル(約7500万円)を8、9回送金した」と証言。しかし、翌日に取材内容を確認された大谷の代理人がこれを否定すると、同氏も撤回。「私が嘘をついた。翔平は賭けには関与していない」と主張を変えていた。