張本勲氏「喝」→O.A.後の場外乱闘まとめ ダルTwitterに激怒、カズに引退勧告、「張本さん自爆」etc.
◆ガッツポーズに「喝!」
16年8月、リオデジャネイロ五輪の卓球男子シングルスで銅メダルを獲得した水谷隼選手に対し「喝!」と叫んだ。
3位決定戦に勝利した試合直後、床にあおむけになりガッツポーズで喜びを表現。
張本氏は「あんなガッツポーズはいけない。手はね、肩から上に上げちゃダメなのよ。『やっつけた!』っていう態度、とっちゃダメ。礼に始まり礼に終わるですから」と発言。伝え聞いた水谷は「遊びじゃなくて、命をかけてるので。相手も命をかけて来る。戦場ですからね」とコメントした。
ネットでは、王貞治氏が巨人時代に756本目の本塁打を放って世界記録を達成した際、ネクストバッターズサークルで万歳しながら喜ぶ現役時代の張本氏の画像が出回り、「手を肩から上、自分でやっちまってる」「張本さん自爆」などと瞬く間に炎上した。
◆ツイッターに「喝!」
13年6月、川崎宗則選手(当時ブルージェイズ)がメジャー初本塁打を放った際に「ホームランはまぐれ。(打率)2割2分くらいだったら野球選手じゃない」と持論を展開。
これにかみついたのが、川崎と親交の深いダルビッシュ有投手(当時レンジャーズ)。自身のツイッターで「かなりチームに必要とされていますよ!てか、あのコーナーはなんのためにあるのかな? けなすため? わからん」と反撃。
そのやり方に対し、張本氏は「男なら日本に帰ってきて私の前で言いなさいよ。暗闇から石を投げるようなことをしてはいけません」と食ってかかり、小競り合いが続いた。
◆キングに「喝!」
15年4月、サッカーJ2・横浜FCのキングカズこと三浦知良選手(当時48歳)がJリーグ最年長ゴール記録を更新した際「カズファンには悪いけども、もうお辞めなさい。J2は野球でいうと2軍だから、2軍で頑張ってもそんなに話題性はない。若い選手に席を譲らないと」と引退勧告。
テレビ局には抗議、苦情が殺到した。ネットを通じて知った三浦は「光栄ですよ。激励と思って頑張ります。もっと活躍しろと言われているんだと。引退しなくていいと言わせてみろという思いで言ってくれたと思ってやります」とコメント。
その対応に、張本氏は翌週の放送で「あっぱれ」と返した。
◆テレビ出すぎに「喝!」
19年1月の箱根駅伝で優勝候補だった青山学院大は2位となり、5連覇を逃した。
原晋監督に対して「喝だ! バラエティー番組に出すぎだよ。勝ってから出るならいいけどね。あれだけ出ると反感を買いますよ」と新年一発目の「喝」が飛び出した。
伝え聞いた原監督は「張本さんと私は同じ広島県出身。努力を重ね、プロ野球で3000本安打以上を放った大先輩を私は尊敬しています。ご意見は、ありがたくちょうだいします。そもそも、陸上界で『喝』を入れられた選手、指導者はこれまでいました?ある意味、認められたと思っています。来年は『あっぱれ!』をもらえるように頑張ります」と笑顔で返した。
◆まさかの「喝!」
18年12月、ゲスト出演した巨人・上原浩治投手に「喝!」を入れられた。
張本氏が米大リーグへの関心が低いことは番組内でたびたび指摘されていたが、ポスティングシステムで移籍する菊池雄星投手の話題について意見せず、見かねた上原が「張本さんに喝ですよ!1年間見てもそうですけど、メジャーのこと全然しゃべらないじゃないですか」とダメ出し。
「(メジャーは)あまり好きじゃないからね」と張本氏。「喝!」を自分が食らう形になり、ネット上では「スカッとした。張本さんに『喝』を言える人はなかなかいない」「よくぞ言ってくれた。上原にあっぱれ!」などと称賛の声が集まった。
※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]