日本フェンシング、男子エペ団体史上初金メダル! 改めて知っておきたいルールと「エペジ――ン」の由来とは
一方、フルーレは胴体が有効面で、頭や手足への攻撃は無効。攻撃の優先権があり、相手の剣を払うと優先権を奪い返せるという特性がある。同時突きは判定もしくは無効で攻撃は「突き」のみが有効となる。
また「サーブル」は腰より上の上半身全てが有効面で、下半身への攻撃は無効。攻撃の優先権があり、攻撃は「突き」だけでなく「斬る」のも有効となる。
試合は、男子・女子それぞれ個人戦と団体戦が実施され、金メダルに輝いたエペ団体の団体戦は1チーム3名による総当たり戦で、3分×9セットのうち、45点先取したチームか、または試合終了時により得点を多く取ったチームが勝利となる。今回の日本は45点先取したため、勝利となった。
フェンシングは欧州で発祥し「貴族のスポーツ」としても知られる。欧州での競技人口は多い中、日本勢が金メダルを獲得したのは、まさに快挙。「エペジ――ン」を合言葉に選手全員が心を合わせた末にたどり着いた勲章。この快挙にはツイッターのトレンドも「フェンシング」が世界1位に浮上、今後はより注目が集まることになりそうだ。
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