圧巻のストレート勝ちも「日本に負けそうだった」 中国メディアが卓球団体戦で母国代表を厳しく断じたワケ【パリ五輪】
どれだけ勝とうとも、些細なミスを許さず、厳しくチェックする。これは卓球大国たる所以と言えよう。
もっとも、「神」を称されるリカバリーを見せた孫穎莎は、中国国営放送『CCTV』のフラッシュインタビューで「ダブルスでの第1試合はとても重要だった。だから、あそこで陳夢と曼昱が勝ってくれたことが大きな自信になった」と回想。同僚のパフォーマンスを称えた上で、「平野との試合は自分のためではなく、国のため、卓球代表のためにプレーしているのだと理解していた。 だから最後まで手を抜かず、1点を積み上げていけた」と力説した。
国内で論争の火種となりかねない事象もクレバーにいなした孫穎莎。そうした対応力にも、世界1位の矜持が表れているように思えた。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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