岩村氏、コロナ禍でMLB挑戦の筒香、秋山、山口俊に「慣れた頃にシーズンが終わる・・・」
まずはチームからの信頼を得る
ー山口投手は未だ役割が不明確な状況。本人は先発ローテ入りを目指し、周りからは中継ぎとして評価されていますが、岩村さんはどちらが適任だと思いますか?
「あのフォークが投げられるのであれば、中継ぎが合っていると思います。ただ、まず自分がしっかりと結果を残してチームから信頼を得ることが先決ですね。今は自分が思っている以上にチームとしては彼の信頼に物足りなさを感じていると思います。厳しいかもしれないですが、山口くんはまだ1年目ですし、与えられた役割を黙々とこなすのが大切かなと思います。」
ー結果をある程度残すことができたら、ゆくゆくは自分の願望が通ることもありそうですか?
「そうですね。やっていく中で先発のチャンスがくれば先発として投げれるはずだし、チームが中継ぎとして求めているのであれば、セットアップやクローザーにいけるようにやっていけばいいと思います。中継ぎが悪いというわけではないですからね。」
慣れた頃にシーズンが終わる
ーコロナの影響で、3選手はメジャーデビュー年が通常よりも100試合近く減った中で挑みますが、これに関して彼らへのメリット・デメリットはどのようなものが考えられますか?
「デメリットからいうと、バタバタしているうちにシーズンが終わると思います。慣れた頃に終わるでしょうね・・・。」
ーそれは、試合に関してということですか?
「試合ももちろんそうですし、試合以外のことでも言えます。例えば遠征へ行った際に、遠征先に滞在中のルーティンやクラブハウスでのあれこれですね。アメリカはチップ制ですし、クラブハウスで働いている人たちにチップを渡さないといけないとか、当たり前に慣れるかどうかですね。そこでバタついてしまうと試合への影響もゼロではないですから。」
ー逆にメリットはありますか?
「メリットとすれば、入り方次第ではあるものの、必死になってやっていけば、波に乗っていけるんじゃないかなと思います。たしかにデータで弱点を探られる部分はあるかと思いますが、そこを追っつく暇もなくやり通せれば、シーズン通していけるんじゃないですかね。」
※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。
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