岩村氏、コロナ禍でMLB挑戦の筒香、秋山、山口俊に「慣れた頃にシーズンが終わる・・・」
いよいよ今週開幕するメジャーリーグ。今年は新たに山口俊、秋山翔吾、筒香嘉智の3選手が日本からアメリカへと戦いの場を移す。
そんな3選手のメジャー1年目について、元メジャーリーガーである岩村明憲さんはどのような期待と課題を抱いているのか。さらに、コロナウイルスの影響で、1年目からいきなり60試合という限られた試合数を強いられることになる3選手。彼らへのメリットとデメリットについても伺った。
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自分が納得した上で動くことが大切
ー秋山選手に対する期待と課題はどういったことがありますか?
「ちょうど先日秋山選手と話す機会があったんですが、彼は不安にしか思っていないようでした。僕としたら、日本であれだけの成績を残してきましたし、日本でやってきたことをやりつづければ、納得出来る数字は残せると思います。そこは自分をもって頑張ってほしいです。ただ、不安は彼に限らずみんなある。そこを払拭できれば、納得いくパフォーマンスが出せるんじゃないですかね。」
ー日本ではセンターを守っていましたが、ポジションの関係でレフトもあり得ると言われています。ポジションの変化によって何か大きな影響はありますか?
「どういう形で使われるのかということも、実は悩んでいるみたいです。打てば1番センターだけど、打てなければ補欠行きだと。そこはまず自分が納得いくように監督と話をしなさいと言いました。監督と話をしてからの方が自分が納得して動けると。選手のパフォーマンスを活かせる準備をさせることがコーチングなので・・・。しっかり納得した上でシーズンを迎えられれば、センターでもレフトでもいけると思います。」
自分のスイングがどこまで出来るか
ー筒香選手が活躍するためのポイントはありますか?
「結果の良し悪しはありますが、自分のスイングがどこまで出来るかだと思います。あとは、彼の場合は(コロナ期間)日本に戻って練習をしていたので、どこまで練習できていたのかが問われますね。」
ー最大でも出場数が60試合となりますが、どのくらいの成績を期待していますか?
「試合数は少ないとは言えども、本拠地はドーム球場ですし、やっぱり二桁ホームランは期待したいですね。変に引っ張り込まないことが大切かなと思います。」