「オオタニを嫉妬させる」天才打者ソトが大谷超えの超巨額契約? 米メディアの報道に異論噴出「7億ドル級? ありえない」
ヤンキースで異彩を放つソト。さらなる巨額契約の行方に注目が集まっている。(C)Getty Images
FAイヤーを迎えるメジャー屈指のスラッガーの“要求”が話題となっている。今年1月にヤンキースと年俸3100万ドル(約45億円)で合意したフアン・ソトだ。
3100万ドルは年俸調停権を持つ選手としては、大谷翔平(現ドジャース)が昨オフにエンゼルスと締結した3000万ドル(約43億5000万円)を抜き、史上最高額。だが、実績を考えれば必然的な大型契約ではある。現在25歳のソトは通算161本塁打、OPS.945、シルバースラッガー賞4回と堂々たる成績を残している。
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今季も出場7試合で、打率.345、1本塁打、長打率.483、OPS.924と名門球団で上々のスタートを切っている。そんな“天才”とも称されるスラッガーは、さらなる“昇給”を目論んでいるという。米メディア『The Athletic』は、昨年12月に大谷がドジャースと締結した10年7億ドル(約1015億円)を超える超大型契約を狙っているとすっぱ抜いた。
同メディアはソトが契約する大物代理人のスコット・ボラス氏が「(契約金の)記録を狙っている」と指摘。さらに“球界関係者”という匿名の情報筋によれば、「彼はオオタニの年平均を狙っていると思う。後払いなしでね」と語る。
大谷の現年俸は後払い分を含めると、年4600万ドル(約69億7000万円)になる。無論、今季の球界トップだ。これを狙うというソト陣営の態度に、ある球団の関係者は「彼(ソト)のOPSが1から始まる大きな数字なら、そうした支払い要求も受け入れられるだろう」と論じている。